【子育て】親父からもらった金言、それは「男は我慢!!」
どーも、今年の父の日にうれしいことがあったセカンドです。
かなりの事後報告になりますが、父親になって5年、初めて家族から父の日のプレゼントをもらいました。
プレゼントの中身は、ケーキとポロシャツ。
ケーキには、「いつもありがとう^^ お父さん!」のメッセージ付きです。
私、甘いものが得意では無いのですが、家族と一緒に食べたこのケーキは、人生で一番美味しかったような気がします。
プレゼントのポロシャツは、息子が色を選んでくれました。
妻から聞いたのですが、「パパには絶対に青が似合う!」と嬉しそうに選んでくれたみたいです。
誰かが自分のために、一生懸命悩んで買ってくれたプレゼントって本当にうれしいですね。
もうすぐ、私の父親の誕生日が近づいて来ているので、今年もちゃんと誕生日プレゼントを送ろうと改めて思いました。
さて、前置きが長くなりました。
タイトルで結論が出ていますが、今回の記事は、「親父の金言」です。
みなさんは、両親からかけられた言葉で、『思い出に残っている』 or 『人生の軸になっている』言葉ってありますか?
私にとっての親父の金言は、
男は我慢! です。
なぜ、この言葉が金言になっているか、次章で説明していきたいと思います。
❚ 目次
幼少期:痛い時、悔しい時、悲しい時
一番最初に親父から、男は我慢!と言われた記憶が残っているのは、3歳ぐらいの時でしょうか。
たしか、親父を追いかけて走っていて、転んだ時だったと思います。
膝を擦りむいて、血が出てしまって泣いてしまったときに、こう言われました。
男は我慢!と。
男は簡単に泣くんじゃない!
痛くても、悲しくても泣くんじゃない!
そう教える、The 昭和の父親。それが私の親父です。
それから、叱られた時、悔しかった時、悲しい時、辛い時・・・。
涙が出そう or 出ているときに、とにかく良く言われたのを思い出します。
高校時代:野球部
親父の金言が、何度も何度も脳裏をよぎったのが、高校の野球部時代です。
私は甲子園に出場したくて、地元の強豪校に進学しました。
部員が100名近い、本当の強豪校です。
猛練習と県大会のトーナメントくじの運が重なり、3年生の夏には甲子園出場を経験することが出来ました。
あっ、私はスタンドでしたけどね。(笑)
ただ、2年生の秋季大会では14番や16番を背負うことが出来ました。
数少ない、高校時代の誇れる思い出です。
そんな高校時代は、今から約20年前のことです。
今日では表面上、体罰禁止になっていますが、当時は先輩からの「しごき」は日常茶飯事でした。
- 電車の中で挨拶の声が小さいから叩かれる。
- 廊下ですれ違った時のお辞儀の角度が高いから殴られる。
- 態度が悪いと言われて蹴られる。
などなど、高校1年生をもう一度がやるかと言われたら、お金をもらったとしてもやりません。
本当に、2年生は「王」、3年生は「神」の世界です。
年齢が1・2歳しか違わないのに、なぜ理不尽なことされるんだろう???と疑問しか湧きませんでしたが、甲子園という目標のために、
男は我慢!
で乗り切ったのを思い出します。
この言葉がなかったら、野球部辞めていたかもしれません。
こうした理不尽に耐えたことは、その後の人生で大いに役立っています。
ですが、経験しないで済むのであれば避けて通りたい・・・。
これが本音です。
社会人:理不尽を受け入れる時
社会人になってからも、親父の金言を何度も思い出しています。
理不尽を受け入れなくてはならない時は、特にです。
- やりたくもない仕事を引き受ける。
- 上司の機嫌・顔を伺わなければならない。
- 自分のミスじゃないのに、責任を取らなくてはならない。
などなど、こんな大人にはなりたくないと思っていた人物を演じなければならない時もあります。
特に、他人のミスを自分で責任を取らなくてはならない時は、自分の考えを曲げているようで、腹の中を雑巾の様に絞られる思いです。
本当に辛い。
でもサラリーマンとして生きるためには、耐えなくてはならない。
こんな時こそ、男は我慢!
倍返し出来れば良いのですが、半沢直樹の様には行きません。
半沢でさえ、苦渋を舐めた上での倍返しですからね!
やられた際の「我慢」はしているわけです。
私も最終的に倍返し出来るように、虎視眈々と実力・実績を積み重ねたいと思います。
夫婦生活:喧嘩をした時
妻とは結婚6年目ですが、年に数回、夫婦喧嘩が起こります。
きっかけは些細なことなんです。
洗い物が汚れていたとか、洗面所の電気付けっぱなしだったとか。
妻としては今まで溜めてきたストレスが、私の返事 or 行動によって決壊してしまうようです。
そんな時、言い争いの結果、決まって泣いてしまうのは妻の方。
こちらとしては、ある意味、喧嘩を売られた状態なのに、泣かせてしまったことで立場が弱くなります。
ここでも、親父の金言通りになります。
男は我慢!
金言に従い、毎回、謝るのは私の方から。
やるせないな~と思いながら、金言の重みを都度都度、噛みしめています。
子育て:息子に対して
そんな私も父親歴5年です。
息子に対して、いよいよ親父の金言を話してあげる時が来ました。
5歳の息子(以下、SK)と、3歳の娘(以下、SN)が喧嘩しています。
SK:SNちゃんに噛まれたー!いたーーーいーーーっ!
セカンド(以下、2nd):(息子の噛まれた箇所を確認して)痛いね。
でも、血は出ていないから大丈夫だよ。
SNちゃん、お兄ちゃんを噛んじゃダメでしょ!
ちゃんとお兄ちゃんにごめんなさいしなさい!
SN:うわーーーん!
SK:うわーーーん!いたいよーーー!(更に大きい声で泣いている)
2nd:SK、男の子は、痛いのとか悲しいことで簡単に泣かないの。
男は我慢!
頑張って泣くの終わりにしよーね。
妻:なんで、男の子だけ我慢するの!(怒)
SKだけかわいそうじゃない!
そういうのが男女差別に繋がるのよヽ(`Д´)ノプンプン
2nd:・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
えっ?
えぇぇぇぇぇーーーーっ?
そこは突っ込むとこじゃないでしょーーー!!!!!
・・・・・・いや、男女差別とか、そういうつもりはなんもないよ・・・?
・・・・・・男の子は、簡単に泣くなよって言っただけなんだけど・・・・・・。
さて、私はどうすれば良いのでしょう??
まとめ
妻からは不評な、親父の金言ですが、私の人生の軸になっている言葉です。
息子にとって、響くかは分かりませんが、妻がいないところでこっそり言い続けようと思います。
なんたって、元メジャーリーガー:上原浩二さんのグローブにも「我慢」って言葉が刺繍されているぐらいですから!
おしまーいっ!