ましゅまろ・でい

エンジニアが異動で空マイラーになっちゃった!?サラリーマンのブログ

【雑記】でも、HEROになりたい

どーも、セカンドです。

私が勤める会社では4/29からゴールデンウイークになりました。

新型コロナ対策として、営業日(4/30,5/1)を振替休日にしたためです。

 

さて、こんな状況だからこそなのかもしれませんが、とある歌が頭に浮かびました。

Mr.Children、「HERO」

 

今日の記事は、いつものブログの趣旨とちょっと異なりますが、お付き合いしてもらえると幸いです。

(コロナの影響でどこにも行けず、在宅ワークもストレスたまりまくりで、なんかたまには語ってみたいと思いました。)

 

❚ 目次

 

私が音楽を聴くとき

ここ最近は本当に音楽を聴いていません。

会社通勤中は BBC NEWSのPodcast、プライベートの車内は子どもたちが好きなDVD鑑賞(主にトミカ)になっているので、独身時代の様に、好きな音楽を聴く機会が激減しました。

そんな私ですが、とあるシチュエーションになると無性に好きな音楽を聴きたくなります。

それは、海外出張中のホテルの部屋の中

出張中は気が張っているからか、ホテルの部屋で一人になると、無性に日本の音楽が聞きたくなります。

日本語が恋しくなるんだと思います。

その時に必ず聞くのが、Mr.Childrenです。

このブログのタイトルは「ましゅまろ・でい」ですが、Mr.Childrenがお好きな方はピーンときますよね?

なぜ、私がブログタイトルをこの名前にしたのかはおいおいどこかで配信できればと思いますが、話を戻して、最近の新型コロナの情勢からどうしても「HERO」の歌詞が、特に1番の歌詞が私の胸に響きまくるんです。

 

ふと、HEROが思い浮かんだ理由

ここ最近、新型コロナの医療現場に密着したドキュメンタリーが増えてます。

仕事とは言え、感染のリスクがゼロじゃない、いやいや高リスクな環境でしかない、特にICUで働いている方々には頭が下がります。尊敬の念しかありません。

その中で、インタビューを受けたとある看護師の方がおっしゃっていたのが、

「(怖くはないですか?という質問に対し)

 私は医療従事者ですから。仕方ないですよね。

 ただ、(自宅の)子どもにうつす可能性があるのが本当に怖いですね。」

 

こんなコメント、TV用だと分かっていたとしてもオレには言えねぇ・・・。

自分の器の小ささなのか、人格なのか、大人な対応が出来ないだけか。

多分、インタビューされたらイライラして答えないかもしれません。

「当たり前な質問すんなよ!こえーに決まってんだろーがぁぁぁっ!!」

ってね。

このドキュメンタリーを見ていたら、突如、HEROの歌詞を思い出しました。

 

「HERO」の歌詞

まず、Aメロが胸に刺ささります。

例えば誰か一人の命と
引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ

もうね、強烈過ぎませんか?

もし、自分自身が犠牲になることで、今の新型コロナの脅威から世界を救えるとしたら・・・。

自分は家族を残して、そんな勇敢な選択は出来ないなーと、妙に考えさせられました。「HERO」が発売された当時、私は高校生でした。何を大げさに語ってんだ?と思っていましたが、人生経験を重ねると同じ歌詞も感じ方が変わってきますね。

そんな勝手に自分に当てはめんなっ!って話なんですけど。

でも考えさせられます。

 

そして、Bメロの

愛すべきたくさんの人たちが
僕を臆病者に変えてしまったんだ

 ❝臆病者に変えてしまったんだ❞

家族のせいに、他人のせいにしたくないはずなのに、この言葉を言ってしまう。

男の本音に胸が苦しくなりますね。

 

ここからサビに入ります。

小さい頃に身振り手振りを
真似てみせた
憧れになろうだなんて
大それた気持ちはない
でもヒーローになりたい
ただ一人 君にとっての
つまずいたり 転んだりするようなら
そっと手を差し伸べるよ

この歌詞、そのままプロポーズの言葉で使えば??ってくらい、等身大の言葉だなーって思います。

格好つけない、ありのままが逆に格好良い。

素朴さが本当に、本当に良いんです。

そして、

❝でもヒーローになりたい ただ一人 君にとっての❞  ってストレートな表現。

でも」って

くぅっっっーーーーー!

分かる、分かるよーーーぉぉぉ!!

 

世界を救うヒーローには怖くてなれない。

でも、愛しい人を助けられる存在でありたい。

格好悪い悪いんだけど、大人の男の率直な奥深い葛藤の想いが直に伝わってくるんです。

 

まとめ

4月から家にいることが、これまでに比べると格段に多くなりました。

家族のとの時間が増えて、在宅ワークも悪くないと思うのですが、その分、家族に対して考えることが増えました。

最近、「100日後に死ぬワニ」もありましたし、新型コロナはまさにその極みで、今まで当たり前だった小さな幸せの生活がいつ壊れることになるか?と、心の片隅の不安が今にも動き出そうとしているのを、必死に抑え込んでいるのが正直なところです。

(エンジニアの癖で、最悪の場合を常に想定してしまいます。)

微力ながらこの状況を打破するために、自分が出来ることは協力したいですし、世界を救えるすごい事は出来なくでも、不要・不急の外出を控えることくらいは出来ます。

こんな現代人が経験していない未曾有な状況でも、妻・子どもたちに対して、すっげー格好の良い夫・父でなくてもいいから、僕はただ一人のHEROでありたい。

そう思いました。

 

おしまーいっ!