【キャリア・仕事】海外営業になって感じたメリット7選・デメリット3選
どーも、セカンドです。
自己紹介でも記載していますが、私は2018年4月に突如の異動となり、海外営業職になりました。それまでの設計エンジニアだった生活が、ガラリと変わったことは言うまでもありません。
今回は、海外営業職になって私が感じた、メリット・デメリットをお届けしたいと思います。
❚ 目次
メリット
異文化に触れることが多くなる
海外営業職になってから、ドイツ・アメリカ・中国に行くことが出来ました。
ここ2年のメイン出張先はアメリカでしたが、日本と異なる文化を学べたことは、本当に良かったと思います。
特にアメリカは、 真っ先に結論を求められたことが多かったと感じました。
時間で打合せ区切り、必ずその時間内に結論まで導きだそうとします。
この点は、日本人も見習うべき点だと感じました。
また、 英語が話せないと分かると、相手にすらしてもらえないこともあり、ビジネスの厳しさを痛感しています。
出張生活の中での感想は、どの国に行っても、日本は本当に安全な国だなぁ!+ご飯が本当に美味しい!ということです。
お酒を飲んで帰っても危ない目に会わない!(会うことが極端に少ない。)
夜でも気軽に飲みに行ける!
これって、世界から見ると本当にすごい事です!!
仕事をしながら英語のトレーニングが出来る
エンジニア時代は、1日のメールの95%以上が日本語でしたが、今は60%ぐらいが英文メールになりました。
自然とリーディング+ライティングのトレーニングになっています。
日本で生活している中で、英語が必要になることは稀です。
そのため、自分の意志で英語の勉強を続けるには、高いモチベーションと強い意志が必要になります。
仕事を通して、”やらざるを得ない”環境は、意思が弱い私にとって、英語の勉強を継続する良い環境になっています。
航空会社のマイルが貯まる
弊社はチケット代が最優先のため、アライアンス指定が出来ません。
結果として、スターアライアンス系,ワンワールド系,スカイチーム系、各社のフライトを経験することになりました。
私個人の感想ですが、やはり日系の航空会社のサービスは抜きんでています。
頭1つというレベルでなく、10馬身ぐらいの圧倒的なぶっちぎりです。
アメリカの航空会社では、デルタ航空が一番サービスが良かったと感じました。
2019年の出張によるマイル獲得分は、
でした。
本音はどちらかに統一させて欲しいですが、それでも会社のお金でマイル貯まるのはありがたいです。
更に海外出張をベースにして、ANAのステイタスも取れましたし!
恩恵はそれなりにあると思いました。
ステイタス取得にために使った時間と体力を考えると、2度とステイタス修行はしたくないですけどね。
※ステイタス獲得の過程は、
にまとめてありますので、ご興味がある方はご覧ください。
海外のホテル・フライト予約が出来るようになる
海外出張中のホテルと移動のためのフライト自分で予約しなければなりませんでした。
始めはやり方が分からず、予約を取るのに四苦八苦していましたが、今は手慣れたものになりました。
今後は家族で海外旅行する時も、旅行会社を頼らず自分で予約出来そうです。
また、ホテル会員についてもステイタスを獲得することが出来ました。
(Marriott:ゴールド,IHG:プラチナ)
Marriottは北米出張時の宿泊が多かったため、IHGはANAプレミアム会員のステータスマッチで獲得することが出来ました。
MarriottもIHGも世界展開のホテルのため、国内・海外問わずに家族旅行の幅が大きく膨らんでいます。
クレジットカードなどの特典をより良く知る・調べる
クレジットカードの特典に、空港宅配サービスがあることを知ってから、クレジットカードの特典をより良く調べる様になりました。
ゴールドカードの空港宅配サービスについて詳しく知りたい方は、⇩の記事をご覧ください。
marshmallowday-113.hatenablog.com
何事も調べる事って大事ですね!
体形維持を気にする→身なりも気を付ける
私が勤める会社は、工場勤務の場合、スーツ指定がありません。
ジーパン+Tシャツの出勤がOKなんです。
(製造ラインで働く方と同じ服装でOK)
理由は、 製品の検証試験をする際に、油などで汚れる可能性があるため。
ありがたい社内規定に基づいて、エンジニア時代の服装は、
夏:Tシャツ or ポロシャツ + ジーンズ
冬:トレーナー + ジーンズ
でした。
大学時代の友達にこのことを話すと、自由で羨ましい!と良く言われたものです。
但し、デメリットがあります。
それは、試験をするため、出来るだけ動き易い格好をすること。
タイトな服だと動きにくいため、基本的にゆったりとした服装をしていました。
ここに落とし穴が!!!
体重が増えても気づかないことが多かったんです。
なんか最近体重いかも・・・と思って、体重計に乗ると、
な、な、な、なんと!3kgも増えてるーーーーー!
こんなことの繰返しでした。
営業職になってから、タイトなスタイルのYシャツを選んでいるため、体重が増えると割とすぐに気づくようになりました。
大体、500gぐらい増えると気付くようになっています。
また、スーツ姿が板に付くように、身なりにも気を付けるようになりました。
海外出張の身支度が早くなる
これなんですが、はっきり言って慣れです。
2019年は2ヶ月に1回以上の割合で、海外出張がありました。
出発はほとんど日曜日。
セカンド家は幼児が2名いますので、日中の準備はほぼ不可能です。
準備をしていると、可愛い怪獣がやってきて、スーツケースに入ったり、折角詰めた荷物をもう一度出してくれたりします。(笑)
というわけで、荷造りは子どもたちを寝かしつけた後、土曜日の9時ぐらいからです。
今はExcelで荷物リストを作り、順々にチェックしならが詰めています。
Yシャツのアイロンがけも含めて、大体3時間ぐらいです。
今はほぼ、作業化することが出来ています。
初めてアメリカへの出張準備した時は、約7時間もかかりました!
その日は、始発で成田空港に向かう+時差調整のために徹夜する予定だったので、丁度良かったのですが、如何せん時間かかりすぎですね。
デメリット
家族と過ごす時間が減る
1回の出張期間はおおよそ2週間でした。
2週間の間、家族と会うことが出来ない。これが一番のデメリットだと思います。
出張中は週末にTV電話をしていたんですが、ここにも時差という壁が立ちはだかります。アメリカと日本の時差は13~15時間。
昼夜が逆転しているため、TV電話もなかなか繋がりません。
奥様がワンオペなので、電話を掛けるタイミングが非常に重要です。
朝食時に電話すると1日中、子どもたちがパパに会いたいとせがむし、寝る前だと逆に子どもたちの目が覚めてしまって、なかなか寝付かなくて困る!
とクレームが入ったこともありました。
子どもたちも、休日の遊び相手がいないため、寂しい思いをさせてしまっていたと思います。
やはりこれが、最大のデメリットになります。
クリーニング代がかさむ
Tシャツ+ジーンズから、スーツに戦闘服が変わりました。
私は営業マン。
シワの入ったスーツを着た人が、顧客の信用を取れると思っていません。
営業スキル・トークはまだまだですので、せめて格好だけでもしっかりしようと心がけています。
そのため、定期的にスーツはクリーニングに出すようにしています。
また、Yシャツも自宅の洗濯機では襟元の汗シミが取れない場合があるため、2月に1度ぐらいはクリーニングに出しています。
こうした エンジニア時代にはなかった出費がデメリットになっています。
設計出来ない・製品を触れない
仕事が変わって個人的に一番寂しいのがこれです。
やはり、エンジニアとして活躍したいと思いからメーカーに入り、その中で設計者として仕事をしてきました。
自分で設計したものを、自分で試験して自分で確認できる!
これが今の会社の一番良いところだと思っているからです。
設計する機会が無い事、試験をして製品を触れないことは、大きなデメリットになっています。
まとめ
メリットもデメリットも書きましたが、総合的に考えて、海外営業職に移れたことは良かったと思っています。
担当者としてか、管理職としてか分かりませんが、将来、またエンジニアとして働いたときに、営業として感じた経験を活かせると思うからです。
人生の中で起こる様々なハプニングに対して、
いい経験させてもらったな!
と思うのか、それとも、
なんでオレだけこんな目に会うんだろう。。。
と捉えるかで、その後の結果が大きく変わるのは言うまでもありません。
自分の環境に出来るだけ「○」を付ける!
ここを意識して、これからも海外営業職のサラリーマン生活を楽しみたいと思います!
おしまーいっ!